13年11月13日
その3
宮崎交通バスセンター
その向こうが宮交タクシー
位置関係はこんな感じ
そう、ここは宮交のテリトリー
企画・販売は産交だけど、実態は宮交の商品ということ
たかちほ号は産交と宮交の共同運行だしね
この業界にはよくあること
産交の高千穂ツアーには2つのパターンがあって
1つがこの観光タクシープランで、もう1つがグルメプラン
どちらがお得かは明白
2時間のタクシー観光と何が出てくるか分からない郷土料理
天秤にかけるバカはいないよねえ?
天孫降臨の神話の里「高千穂」地元タクシードライバーが案内するパワースポットめぐり(外部リンク)
神話と伝説の里『高千穂峡』で、スピリチュアル&グルメ体験(外部リンク)
尚、ツアー参加者が複数の場合は当然相乗りとなる
今日は幸か不幸かおれひとり
ドライバー兼ガイドさんと1対1のお付き合い
で、挨拶もそこそこに出発
ドライバー兼ガイドさんから今日の行程の簡単な説明を受ける
いい人でねー
"友だちのお父さん"みたいに優しく朗らかだったな
※以後ガイドさんで統一
最初の訪問地は天岩戸神社
史上最大の姉弟ゲンカが繰り広げられた場所だね
ここで団体さんと合流
ガイドさんが神職さんに「1人お願い」と耳打ちしてたお
で、スムーズに事が運ぶと思いきや、そこはそこ
団体さんの常で、トイレだの土産だのでなかなか全員集合とはならず
どうやら女性グループ(60代数名)が勝手に見学始めちゃったようで
よく我慢できるよな、この人たち
結局ここで10分くらい足止め食らって
こっちがキレそうだったよマジで
"天岩戸神社"
東本宮と西本宮の2つの社殿を擁するが元来は独立した別個の神社だった
1969年、天磐戸神社(西本宮)と氏神社(東本宮)が合併し、天安河原宮を併せ、天岩戸神社となる
創祀・創建は不明
天饒石国饒石天津彦火瓊瓊杵尊(あめのにぎしくににぎしあまつひこひこほのににぎ)創建との伝承もあるが
お伽噺だす
でも、西は812年に、東は900年ごろにその存在が確認されてるので相当古い神社であることは間違いない
氏社、村社を経て、現在は神社本庁の別表神社
西本宮拝殿
本殿を持たない稀有な神社建築
ここで神職さんからお祓いを受ける
このあとご神体を参拝するのでね
ちなみにあの白いフワフワ、大麻(おおぬさ)っていうんだぜ
西の主神は大日霎尊(おおひるめのみこと)
天照大神の別称だね
配神は天鈿女命、手力男命、大年神、素盞嗚尊、日子穗穗手見命、豊玉毘売命、菅原道真公
東の主神は天照大神
過去に伊弉諾尊と伊弉冉尊を祀っていたという記録があるらしい
ただ、今回は東本宮が見れなかったんだよなあ
ガイドさんも触れようとしなかったのは時間の都合なのかねー
残念
ここから先は撮影NG
ま、ご神体の撮影を許可する神社もそうはないわな
天岩戸神社全体図
2社が別個の神社だったことがよく分かるロケーション
西宮の遥拝所の正面に天岩戸があるね
そうか、2つ前の画像は"招霊の木"か
招霊の木はモクレン科の常緑樹で、古の人々はこの木を神前に供えていた
1円玉の木といえば分かるかな
このあと見たものついては言及しない
だって・・・
どこが天岩戸か分からなかったんだもん(笑)
岩肌には雑草が生い茂り、その手前には木々の枝葉が立ち塞がる
神職さんの「分かりますね?見えますね?あれがそうです!」の言葉に頷くことしかできない
確かに神秘的な場所ではあったよ
空気がピンと張り詰めてたし
でも、太陽神・天照大神をスケールダウンさせる光景でもあったかな
宇宙を支配する最高神があんな場所に引き篭もるのかよーって
ちょっぴり残念な光景でもあった
せっかく宮崎を訪ねるならアホみたいな姉弟ゲンカではなく
瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の天孫降臨をメインテーマにすべきかも知れないなー
瓊瓊杵尊はニニギで人間臭い神けどね
尚、天照大神が引き篭もった天岩戸と瓊瓊杵尊が天下った二上山
両者が同じ土地に存在する矛盾を決して指摘してはならない
これは神話だす
神楽殿
毎年11月3日にここで天岩戸夜神楽三十三番大公開まつりが行われる
五穀豊穣と豊漁を感謝・祈願する祭り
この建物は明治時代の旧社殿の一部を移築したもの
中央に銅鏡が見えるね
銅鏡は太陽神の象徴だからね
母なる太陽はまん丸
銅鏡もまん丸
これを我々は銅鏡だよおっかさんと呼ぶ
で、続いて向かうのが"天安河原"
岩戸川に沿って歩くこと10分(約500m)の場所にある
ガイドさんは「ここでお待ちしております」
そりゃそうだよな
毎日のことでもう飽き飽きとしてるだろう(笑)
で、だらだらと進む
昨今の日本史ブームによるものか実に多くの観光客とすれ違うが
みんなそんなに興味ないみたい
日本神話に
だって人しか撮らないもん
どんなに大きなデジイチ振り回しても
それが悪いとは言わないけど、もう少し興味を持ってほしいなあ
せんかく宮崎くんだりまで大枚はたいて来るんだからね
"天安河原"
八百万の神々が集い岩戸隠れについて会議を開いた場所
天照奪還計画の大本営だね
"仰慕窟"
ここを天安河原と誤認する人も多いようだけど
こりゃどう見ても洞窟であって河原ではないよねえ
その洞窟の中にあるのが"天安河原宮"
思兼神(おもいかねのかみ)を主神として八百萬の神々が祀られてる
これらの石積みは「願いを込めて小石を積むと願いが叶う」という伝承によるもの
戦前の写真には見当たらず、観光用途の新たな習慣と見て間違いない
尚、こちらも創祀・創建は不明
ざっくりとした数字すらないのがアヤシイ
でもまあ、せっかくだからね
おれの明るい未来を祈ってラ・ムー
違った、なむー
そうじゃなくて、二拝二拍一拝
この拝殿にも銅鏡が祀られているそうで
徹底した天照信仰なんだな
しかし厳しい撮影環境だなー
ほぼ真っ暗だからね
シャッター速度は1/4〜1/8
朝方か夕暮れ時に来たら観光客も見切れず良い写真が撮れそうだけど
三脚は必須で観光客のすることじゃないわな
さて、さっさとおいとましよう
ガイドさん待たせてるし
てゆうか、こうも人が多いと息苦しいというか
欲とか業のようなものが充満してる気が
確かに神秘に触れた感覚はあるんだけど
雑念、もっと言えば煩悩のようなものも渦巻いてる気がした
特にあの石積みを見るとね
神社って願い事を祈るだけの場所じゃないんだけどなー
靖国を持ち出すまでもなく
パワースポットなんて訳の分からない言葉を使うのはそろそろヤメて欲しい
と、一席ぶったところで
次の訪問地へと移動開始
途中ガイドさんと観光業界の未来について話し合う(笑)
おれはタクシードライバーで当たりを引くことが多いなー
これまで不愉快な思いをしたことがほとんどない
人徳かな
イケメンだし、インテリだし
"荒立神社"
行2間梁行2間の切妻造(平入)
主神は猿田彦命(さるたひこのみこと)と天鈿女命(あめのうずめのみこと)の2柱
2神が結婚するとき周りにあった荒木で急いで宮を建てたためこの名がついたそうだ
猿田彦命とは瓊瓊杵尊降臨の際に道案内をした国津神
天狗の化身と云われ、また、道祖神のルーツとも云われる
日本神話が整えられる以前は天照大神と同一視されていたとの見解もある
天鈿女命は天孫降臨に随伴した5柱の1柱
天岩戸において奇妙な踊りを見せ天照奪還に大きく貢献する
我が国初のパフォーマーであり、コメディアンヌ件アクトレスとして名高い
そんな云われもあってこの荒立神社はその道の人々に信奉者が多い
シャブ角川春樹を始めとし、多くの芸能人や芸能人モドキが参拝に訪れている
また、2柱の婚姻が天津神と国津神によるものであることから縁結びの神としても知られている
我が国初の国際結婚だからね
この2人が芸能人モドキなのか同性愛者なのかは分からないけど
創祀・創建は不明
神社合祀政策により一度は高千穂神社に合祀され廃社されるも後に復社
前述のような理由から最近では人気のスポットになってる
お宝は未だ高千穂神社から返してもらえないそうだけど
神社ってそういうところがあるのよね
お宝至上主義的な
さて、次はその高千穂神社だ
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