13年09月02日
その7
ハマユウ荘 うふあがり島
株式会社黄金山という企業が経営してることになってるけど、実際はどうなんだろうね?
これほどの規模、自治体からの支援なく経営が成り立っているとは思えない
黄金山という企業も食品加工からガイドブック出版まで手広くやってるようで
ひょっとして4期に渡って村長の座に君臨するM城氏のファミリー企業かしら
余計なお世話か
なかなか立派なフロント
不思議なのはスタッフがとても多かったこと
滞在中フロントだけで5人の女性を見かけた
彼女らの雇用形態がどんなものか分からないけど
みんなで仕事を融通し合ってる印象
ちょっとイジワルな言い方をすると、意図的な過剰コスト
余計なお世話か
17時25分、チェックイン手続き完了
レンタルバイクやレンタサイクルについて尋ねたところ
レンタルバイクは1時間までが1500円、2時間までが3000円、3時間から24時間までが4500円
バカバカしいから1時間100円のチャリンコでいいと伝える
あとで調べたら宿泊代金に500円を加算すると夕食の白米が島寿司にアップグレードする
でも、何も説明もなかったなあ
たぶん八丈寿司と同じだろうから食べるつもりもなかったけど
そっか、まだ大東諸島と八丈島の関係について触れてなかったね
それでは大東諸島の歴史をざっと説明しておこう
大東諸島を発見したのはスペイン人
1543年、メキシコに向かう途中に北と南の2つの島を確認してる
次いで1820年にロシアの帆船が付近を通過し
1853年にはペリーが小笠原調査の帰途に立ち寄り測量を行っている
日本人が初めて大東諸島を訪れるのは1885年のこと
内務省の内命を受けた県職員他6名が汽船"出雲丸"で渡島し上陸に成功する
大東諸島に上陸した初めての人類ということだね
当時の報告書にはこうある
大東島は沖縄島の真東の方に位置し、
古来その存在を認めるものの渡航した者が無く、
この度は踏査を遂行して大東島を日本の地図に入れること…。
海岸は断崖絶壁で端艇を寄せる事もできず、
止むを得ず進路を南にとり、島を一回りしてしばらく、
その北岸に於いて上陸することができた。
何が凄いって沖縄本島の人々は大東諸島を1000年以上前から知ってたこと
特に北大東島を"うふあがり島"と呼称していたというから驚く
ちなみに先の出雲丸、この大東島調査のあと、尖閣諸島調査にも行ってる
「久米赤島・久場島・魚釣島の三島取調書」という報告書が残っててね
我が国が尖閣諸島は発見したのは1859年と記されてる
日本固有の領土たる証拠だね
出雲丸って船名がまた象徴的
以後、調査は幾度となく行われ、島内が平坦で肥沃な土壌に恵まれていることが判明
何人かの開拓出願者が現れ、渡島を試みるが、断崖絶壁に阻まれ上陸断念を繰り返すことに
そうした中、ひとりの富豪が立ち上がる
八丈島出身の玉置半右衛門
明治32年11月、玉置一行は自己所有の帆船"回洋丸"で八丈島を出航
沖合で大時化に遭う等、幾度となく沖縄本島へ引き返して難航に苦しむが
明治33年1月、ついに南大東島への上陸を果たす
その3年後には北大東島への上陸も果たし、以後、玉置は両島を独裁的に支配する
交通、郵便、通信 病院、学校と、島内の全ての事業を玉置が行ったという
"玉置紙幣"が貨幣として流通していたというから呆れる
ま、その後没落するわけだけどね
こうした経緯があって、この大東諸島には八丈島の文化が色濃く影響してる
沖縄でありながら、八丈島の風習が根付いている
その象徴が島寿司ってこと
※ 島の歴史に興味がある人はこちらを(右クリックから保存)
ちなみに大東諸島には御嶽がない
八丈島の島民によって築かれた島だから当然だよね
このカギにはクセがあって何度やってもうまく開閉しなかった
カギ屋なんて島にはないから仕方ないけど
入ったとこ
ロックぶっ壊れてるじゃねえかオイ
老人用のビーサン
衛生的に心配だなー
クロークは巨大
ハンガーも十分すぎるほど
ハンガーピンチがあるのは嬉しいなあ
デスク周りはこんな感じ
おーマット式のフマキラーだ
まだ売ってたのかい
ドライヤーは今は亡きナショナルブランド
ケトルはアビテラックス
ピンボケだけど
テレビはソニーのプロビア
これ市販モデルじゃないなあ
飲料はコーヒーと月桃茶
ポットにはミネラルウオーターが入ってる
ベッド周りはこんな感じ
ナイトウエアは浴衣
これには違和感があったなあ
浴衣って雰囲気じゃないもん、このホテル
ベッドテーブル
ラジオないのか〜
NTTブランドの受話器
NTTブランドのモデム
エアコンはアフターサービス世界一のダイキン
うちもダイキンに替えたいな
サニタリーはこんな感じ
ここは沖縄タイプだね
大きくて、だけど簡素
このスリッパは中に置いたほうが
えー洗浄便座じゃないのかー
じゃあそのタワシで肛門ゴシゴシするわ〜
タオルは2本
アメニティはハミガキセットとヒゲ剃りだけ
バスタブはない
那覇市内の物件でも未だ湯船のないものがあるからね
沖縄伝統のスタイルかな
ちなみにおフランスもそうざます
そりゃあったほうがいいけどね
でもこのホテルには大浴場があるから
あとで紹介するお
シャンプー類は・・・メーカー不明
ちょっと怖い
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