13年09月01日
その5
2F客室デッキ
ここは乗客が自由に使える座席スペース
もちろん各自にベッドが割り当てられていて、ここはテレビ観賞や歓談の場として使われる
レスとランとかもちろんない
本当に小さい船だから
船内で入手できる食物はこのカップめんだけ
値段は一律200円
ほとんどの乗客が弁当を持参するので電子レンジは欠かせない
観光客は疎らで、地元の人々や本島から来た工事関係者ばかりだから
ちなみに船内の水は飲めません
容量の問題があるとはいえ、そこはどうにかしないとね
カップめんの自販機と向き合う形でこれ
缶と"いろはす"が100円で、ペットボトルは150円
そうか、水が欲しければいろはすを買えってことか
座席スペース後方のカウンター席
その対面にある喫煙室
いつも盛況だったっす
トイレはその隣りで、小便器と大便器が2つずつ
どちらもバリアフリー対応で
こちらは車椅子にも対応してる
ただ、これは単なるアピールだね
当社はお客様にやさしい経営を心がけております的な
本気でバリアフリーに取り組むなら、この洗面台の周囲に車イスを固定する機能がないとね
それ以前にトイレ入り口のドアがスライド式じゃないと車イスの方が単独で入ることはできない
見てる人は見てるんだから、次の改装で何とかしてね
喫煙室を5cm削るだけで済むんだから
で、今見たのがポートサイド(左舷)で
スターボードサイド(右舷)はこんな感じ
ほとんど同じ構造で、自販機がないだけ
一応こちらが女性専用スペースということになってる
こんなふうに座室もあるんだけど
しかも5人×2室のキャパがあるんだけど
販売してないんだよなー
きっぷ売ってないの
なんでこのスペースを設置したのか船員さんに聞いても分からなかった
こんなデッドスペースがあるならシャワーでも設置すればよかったのに
水がネックなのかも知れないけど
で、左舷と右舷の間
船体のほぼ中央に位置しているのが寝台室
内部は80cm×200cm
鉄道のB寝台で70cm×195cmが標準だから、まずまずの広さといったところ
寝具は毛布とシーツ
毛布カバーは自分で付けてねって
毛布はカネボウの抗菌防臭タイプ
枕元
中央にゲロ袋があるの分かる?
これは全寝室に設置されていて、この船には欠かせないもの
大東航路は与那国航路と双璧をなすゲロ船として有名だそうで
船員ですら吐くことがあるんだって
おれは体質的に酔わないから何てことなかったけど、確かに吐いてる人がいた
ゲーゲー言ってた
コンセントは電気の上
これがあるとないとじゃ大違い
セッティング完了
もうどこで買ったのかすら覚えてないや(笑)
たぶん、とまりんのコンビニだろうなあ
そんなわけで船内を隈なく見てきたわけだが
この船、うるせーの
うるせーっていうか、余計なの
一言ひとことが
ゲロ船だから飲酒禁止はいいとしよう
でも、ゴミの海上投棄が禁止なのは常識ですぜ
トイレで喫煙禁止なのも当然だな
でも「大人なんだから!」は要らねー
この「嫌がらせをしないで下さい」も余計だす
モノには言い方ってもんがある
それだけルールを守らない乗客が多いのだろうけど
それを咎めたい気持ちも分かるけど
でもそれって自社のお得意さんを蔑むことにはならないかい?
島民も観光客も気持ちよくないと思うけどなー
ハラヘッタ
3分なげー
うーん空しい
ちょっと風に当たるか
しかし船は楽しいなあ
飛行機やバスは基本的に座席から動かないよね
鉄道には若干の自由があるけど、フェリーほどではない
おれはこの、ふらふらできるところが好きなんだなーきっと
ブツブツ不満を言いつつも、ずっとニヤニヤしてるし
で、何もすることがなくなって、ベッドでゴロゴロ
何度か睡眠を試みるものの、これがぜんぜん眠れない
晩酌しないと眠れない体質なのよね
ちなみに船内の温度は20℃で保たれてる
揺れさえ気にならなければ快眠できる環境なんだけど
退屈だな〜
めっちゃ楽しいけど
じゃあ寝酒の代わりに寝麺!
そろそろ23時だなあ
本日の移動距離:約1761m
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